PLCnext Control

PLC で必須のリアルタイムな定周期処理とLinux の汎用機能を同時に実現するハードウェアです。フエニックス・コンタクトの PLC 技術を、リアルタイム対応したLinux に搭載することで実現いたしました。 C++/C# や MATLAB® Simulink® でも定周期処理のプログラミングをできるようにしたため、ラダーなどPLC用 言語の習得は必須ではありません。また、Linux 上で Java、Python といった汎用言語も使用できるため、プログラミングの自由度が高く、さまざまなアプリケーションの作成が可能です。

GitHubなどから取得可能な高級言語で書かれたLinuxで動作するオープンソースやPLCnextStoreなどで紹介されるサードパーティのソフトウェアの利用が可能であり、それらと組み合わせることで目的機能のプログラム開発に注力できます。これにより、開発リスク・工数を削減できます。

PLCnext ControlにはWebサーバーが搭載されており、PLCnext EngineerでWeb画面を作成すると、画面上の入力にプログラム動作を連動させたり、PLCnext Control上のデータの変化に画面を連動させたりすることができます。

PLCnext Controlの変数をPLCnext Engineer上でクリックするだけでクラウドサービスPROFICLOUDのダッシュボードでモニタリングすることが可能です。また、PLCnext Storeのアプリを使って他社クラウドサービスにも容易にアクセスできます。

I/Oモジュール(*1,*2) を追加してセンサやアクチュエータとの組み合わせで計測、制御システムを構成したり、ソフト的あるいはハード的な産業用プロトコル通信機能により産業機器との接続も可能なため、既存の産業機器を新機能対応させる目的でもご使用できます。 今後ますます重要となるセキュリティや安全(セーフティ)の機能も充実しており、将来を見据えての準備ができます。

PLCnext Technology、関連製品のカタログはこちらからダウンロードできます。

*1 PLCnext Control(AXCシリーズ)の右側に並べてバス接続できるタイプのI/Oモジュールはこちらの製品ページから確認できます。
*2 防塵防水性がありEthernetで接続するI/Oモジュールについてはこちらの製品ページから確認できます。