弊社のソリューションパートナーであるアイファ電気商会様主催の技術ワークショップ「fischertechnikを活用したOTワークショップ PLCnext編」が1月29日に開催されました。
昨今、こういったハンズオントレーニングの開催は難しい部分もありますが、参加人数の制限、パーティション設置、防護服着用、そして随所でのアルコール消毒といった万全の感染症対策を取った上で、参加者の方々はPLCnext Technologyを体験されていました。
AXC F 2152を搭載したPLCnext StarterKitからFisherTechnik Punching Machine with Conveyor Belt 24V School versionを制御するというテーマでラダー言語によるプログラムをほぼ1から作成。その途中ではいわゆるPLCという機器の歴史や成り立ちの話や、タイマ・カウンタ・オルタネイト・インターロックといった制御の基本となる要素の説明や実践が行われました。
ラダーでのプログラミングの後は、このコントローラに標準搭載されているWebサーバの機能を活用したHTML画面の作成・編集作業のトレーニングも行われました。無償のPLCnext Engineerを使用してドラッグ&ドロップによる画面編集と各パーツへの変数の割当を行い、写真のような画面の作成やその画面からの機器操作が可能です。
今回のテーマは「OTワークショップ」という事でラダー言語を使った制御が主な内容でしたが、PLCnext Technologyの大きな特徴であるである「ITとOTの融合」をテーマとした内容のワークショップも検討中との事です。