フエニックス・コンタクトのパートナー企業である東洋電装株式会社(本社:広島県広島市)が、PLCnextコントローラ、EW50(フエニックス・コンタクトの4Gルーター)、SORACOM社のSIM、Lagoonサービスを活用し、IoT BOXを製作しました。
SORACOM社は、IoT市場では200万回線を突破する実績があり、さまざまなアプリケーションのサービスを持っています。その一つに、「SORACOM Lagoon」というダッシュボード作成、共有サービスがあり、ユーザーはノンプログラミングで、ダッシュボードの作成からブラウザ上での共有まで可能になります。
今回、東洋電装社は、以下の機能を持つIoT BOXを製作しました。
センサーなど現場機器のデジタル、アナログ信号や、ModbusTCP、ModbusRTU通信で得たデータを、PLCnextコントローラが、SORACOM IoTサービス(クラウド)で扱うためのデータ処理(JSONコードへの変換)を行い、クラウドに送信します。Modbus処理やJSONコードへの変換には、PLCnextStoreのライブラリが活用され、ファンクションブロックを用いた直感的に分かりやすいプログラムとなっています。
JSONコードのクラウドへの送信は、SORACOM認定デバイスであるEW50を使用しています。ユーザーは、SORACOMのクラウドにアクセスすることで、センサーなど現場機器の状態を、ブラウザ上のダッシュボードで確認することができます。
以上が機能となります。このIoT BOXと既存設備のPLCとをModbusで接続すれば、既存のPLCのデータをクラウドのダッシュボードで監視することが可能になります。このIoT BOXは、お客様の現場機器にあわせて、I/Oの種類を変えたり、通信プロトコルを変えたり、さまざまにカスタマイズすることができます。
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弊社担当者:出口 博一(フエニックス・コンタクト株式会社 フィールドマーケティング部 TEL:045-548-9794)