AXC F 2152でのNode-RED活用第2回
AXC F 2152の制御データを可視化する一つの方法として、Node-REDのダッシュボード機能の活用について紹介します
Node-RED環境導入については前の記事(AXC F 2152でNode-RED:その1 インストール編)を参照して下さい
使用機材
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/system-640x375.jpg)
コントローラ:AXC F 2152 – 2404267
プログラム/コンフィギュレーションメモリ:SD FLASH 8GB PLCNEXT MEMORY – 1061701
モジュールキャリア:AXL F BP SE4 1088135
I/Oモジュール:AXL SE DO16/1 1088129
I/Oモジュール:AXL SE DI16/1 1088127
I/Oモジュール:AXL SE AI4 U 0-10 1088104
I/Oモジュール:AXL SE SC 1167159
ポテンショメータ(0-10V)
コントローラおよびI/OはPLCNEXT TECHNOLOGY STARTERKIT – 1188165相当の構成で、画面右側のポテンショメータをI/Oモジュール:AXL SE AI4 U 0-10に接続しています
今回使用しているPLCnext Enginnerのバージョンは2021.0.4 LTS
AXC F 2152のファームウェアバージョンは2021.0.5 LTSです
Node-REDでダッシュボードを作成し、右端緑色のポテンショメータからの入力値を可視化します
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/メータ-640x371.jpg)
PLCプロジェクトの準備
PLCnext Storeより、PLCnext Technology Starterkit用プロジェクトのインストールパッケージをダウンロードします
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/0000starterkit-640x313.jpg)
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/0001starterkit-640x265.jpg)
ダウンロード終了時にこのような表示が出た場合は
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/0003starterkit.jpg)
右側のメニュー(・・・)から「保存」を選択します
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/0004starterkit.jpg)
Microsoft Defenderからの警告が出た場合は「詳細表示」をクリックし
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/0005starterkit.jpg)
「保持する」を選択して下さい
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/0006starterkit.jpg)
ダウンロードが完了しファイルが保存されます
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/0007starterkit.jpg)
ダウンロードしたインストーラを実行します
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/0100PCWEproject-640x150.jpg)
このような警告が出た場合は「詳細情報」をクリックし
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/0101PCWEproject.jpg)
インストールを続行して下さい
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/0102PCWEproject.jpg)
インストールが完了すると、プロジェクトファイルがPCに展開されます
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/0103PCWEproject-640x147.jpg)
PLCプロジェクトの編集
PLCnext Engineerでプロジェクトを開きます
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/0200PCWEproject-640x252.jpg)
Node-RED側との制御データの受け渡しにはOPC-UAを使用します
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/0201PCWEproject-640x263.jpg)
OPC-UAの設定を有効にし、対象とする変数(IN_AI_01)のOPC欄をチェックします
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/0202PCWEproject-640x261.jpg)
編集後、コントローラにプロジェクトを書き込みます
ダッシュボードの作成
ノードの追加、編集、ダッシュボード作成の詳細は過去の記事(EPCへのNode-RED dashboardインストールおよび制御データ画面作成)、OPC-UAデータの取得については別の記事(エッジコンピューティングデモ:その2 データベース編)で紹介しています、必要に応じて御参照下さい
node-red contrib-opcuaを追加します
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/0330nodeInstall.jpg)
node-red-dashboardを追加します
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 0331nodeInstall.jpg](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/0331nodeInstall.jpg)
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/0400nodeRedProgram-1-640x243.jpg)
UaExpert等のツールを利用してパラメータを取得し、セットします
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/0401nodeRedProgram-1-640x227.jpg)
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/0410nodeRedProgram-640x243.jpg)
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/0411nodeRedProgram-640x257.jpg)
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/0420nodeRedProgram-640x243.jpg)
今回、X軸は時間ではなくポイントで表示させています
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/0421nodeRedProgram-640x352.jpg)
ダッシュボードを開き確認します
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/0016ゲージ.jpg)
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/0017ゲージ.jpg)
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/メータ-1-640x371.jpg)
追記
今回はPLCnext StoreからPLCNEXT TECHNOLOGY STARTERKITのプロジェクトをダウンロードして使用しました
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/eyecatch_スタートキット-640x360.jpg)
スターターキットのハードウェアを使用する場合、アナログ入力はダイヤルではなくスライダーなのでダッシュボードに配置する部品はメーターのような「ゲージ」より以下のような「スライダー」の方が良いかもしれません
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/0411slider-640x314.jpg)
![](https://plcnext.jp/wp-content/uploads/0410slider-1.jpg)