EPC 1502/1522をインターネットへ接続する

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インターネットへの接続手順

EPC 1502 や EPC 1522 をインターネットに接続したい場合、WBM 上から

1. ゲートウエイ IP アドレスの入力
2. ネットワークインターフェースの指定

の 2 ステップの操作を行います。

  • 使用したいゲートウェイは Port X3 と同一ネットワーク上に存在する
  • Port X3 のデフォルトゲートウエイ情報へ、使用したいゲートウエイの IP アドレスを入力する
  • Port X3 をデフォルト ルート インターフェースに指定する

という前提で操作方法をご紹介します。

なおデフォルトの IP アドレスは、

X3 – LAN1 – 192.168.1.10
X2 – LAN2 – 192.168.2.10

となっています。

FWバージョン 2022.0.7 LTS 以降を対象にしています。

ゲートウエイ IP アドレスの入力

STEP
Port X3 用のゲートウエイの IP アドレスを入力

WBM へログインし、画面左のメニューから Configuration -> Network を選択してください。
画面右の LAN Interfaces タブ※を選択し、Port X3 用の 「Default Gateway」 の項目へ使用したいゲートウエイの IP アドレスを入力してください。
※ファームウエアバージョン 2022.x 以前では、LAN Interfaces 等のタブはありません。

入力し終えたら「Apply and reboot」ボタンをクリックしてください。

STEP
EPC の再起動

設定変更と再起動について確認を求める赤文字のダイアログボックスが表示されるので、「OK」をクリックしてください。

ゲートウエイ設定を変更する操作をしているため、以下の様にゲートウエイ設定に関するエラーダイアログが表示される場合がありますが、問題ありません。「OK」をクリックして消してください。

EPC は 1 分程度で再起動します。F5 キーを押してブラウザを読み込み直し、WBM へログインし直してください。

ネットワークインターフェースの指定

STEP
Port X3 をデフォルト ルート インターフェースとして選択

画面左のメニューから Configuration -> Network を選択してください。
画面右の Additional Settings タブ※を選択し、「Default Route Interface」のドロップダウンメニューで「X3」を選択してから、そのドロップダウンメニューの下にある「Apply and reboot」ボタンをクリックします。
※ファームウエアバージョン 2022.x 以前では、Additional Settings のタブはありません。代わりに、画面左のメニューから Edge -> Setting を選択し、画面右にて「Network Configuration」タブを選択してください。

ファームウエアバージョン 2022.x 以前の場合は、以下の画面で操作してください。

画面左のメニューから Edge -> Setting を選択し、画面右にて「Network Configuration」タブを選択します。「Default Route Interface」のドロップダウンメニューで「X3」を選択してから、そのドロップダウンメニューの右にある「Apply」ボタンをクリックしてください。

STEP
EPC の再起動

画面上部が帯状に赤くなり、コントローラとの接続が絶たれた旨のメッセージが表示されます。
1分ほどそのまま待つと、ログイン画面が現われます。

これで再起動は終了し、EPC はインターネットへ接続できる状態になりました。

接続確認

Teraterm や Putty などのターミナルソフトで EPC へ接続し、google.com 等を対象に ping を実行してください。成功すれば、インターネットへ接続できています。

1. ターミナルソフトでEPCのIPアドレスを指定し、SSH で接続
2. EPC へ admin ユーザとしてログイン (パスワードは本体裏面に書かれた8桁の英数字)
3. ping google.com を実行
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