「Proficloud.io」は、フエニックス・コンタクトが提供するクラウドサービスです
本記事「Proficloud.ioで装置可視化」ではAXC F 2151をProficloud.ioに接続し、装置データの可視化を実現します
今回は、前回の記事で紹介したProficloud.ioへの機器登録が済んでいる事を前提とし、Time Series Data Serviceのダッシュボードを用いたクラウドサービスによる装置データの可視化を行います
プロジェクト側の編集
PLCnext Engineerのプロジェクト側で、可視化の対象とするデータへの設定を行います
PLCnext Storeより、PLCnext Technology Starterkit用プロジェクトのインストールパッケージをダウンロードします
詳細は、過去の記事「AXC F 2152でNode-RED:その2 ダッシュボード編」内「PLCプロジェクトの準備」部分を御参照下さい
PLCnext Engineerで、PLCnext Technology Starterkit用プロジェクトを開きます
対象となる変数の型(Usage)を「OUT Port」とし、Proficloudの欄にチェックを入れます
プロジェクトをコントローラにダウンロードします
Proficloud.io側の設定
Proficloud.io側でも、可視化の対象とするデータの設定を行います
Proficloud.ioにログインし、Device Management Serviceから対象となるコントローラを選択します
Serviceを選択し、ASSIGN METRICを開始します
項目にチェックを入れ、ASSIGN METRICを実行します
対象となるコントローラを選択し、GO TO TIME SERIES DATAボタンをクリックします
コンソールが表示されます
グラフにマウスカーソルを当てると、該当したデータを確認する事が出来ます
Time Series Data Serviceのダッシュボード上でも、機器のステータスを確認出来ます
このように、対象となるデータを選択するだけで、クラウドサービスによる装置データの可視化が実現します