ST言語での2次元配列の定義と各要素の値の確認方法

IEC61131-3で規定されているプログラマブルロジックコントローラ(PLC)の開発言語にラダーダイアグラム(LD)やファンクションブロック(FB)がありますが、複雑な処理や多くのデータのやり取りに適している言語のひとつとしてストラクチャードテキスト(ST)言語があります。

ST言語の特徴として、変数を配列形式で扱えることにより、複数のデータの初期化や演算、数値管理がしやすい点にあります。

PLCnext Engineerを使用して変数を2次元配列で扱えるようにし、さらにそのデータの内容を確認できる方法について紹介いたします。

PLCnext Engineer 2024.0.2 LTSバージョンでの記載内容となります。

まとめ

データを配列で管理することによって、アプリケーションによっては例えば倉庫管理やラック管理などがしやすくなります。

整数型以外にもBOOL型なども取り扱うことができますので、積極的に活用し、見やすいプログラムコードになればと思います。

  • URLをコピーしました!